Cubase Pro 12を購入した【DTM】

DTM・作曲あれこれ

もう1か月半前の話だが、CubasePro12を購入した。サウンドハウスで54,800円もした。ようやく使うようになったので所感を書こうかと思う。(備忘録として)

初めてDAWソフトを使うようになったのは確か大学1年ぐらいの時で、そこから7年間Cubase LE AI Elements 8というアカデミック版のCubaseを使っていた。8000円ぐらいでCubaseをそれなりに体験できるのだからかなりお得だったと思う。

正直このままElementsでも全然問題もないとは思ってた。便利機能がないだけでオーディオのレコーディングとミックスの品質は結局機材と使い手の問題なのが分かっていたから。

買うきっかけは2つあるが、1つはバイクを売ってimage臨時収入をゲットしたこと。2つ目は俺自体が凄まじいめんどくさがりでDTMのモチベーションが上がらなかったからということ。

5万もするDAWを購入して全く使わなくなる可能性がある人にはいきなりProはおすすめ出来ないが、Proだとめんどくさい作業も付属の機能があればかなり楽になる場合がある。それだけで買う価値が大いにあるなと思った。

まだそんなに使ってないが買うキッカケになった機能を書こうかと思う。

DTMめんどくさがりにおすすめの便利機能3選

今のところ自分がDAWで何をするのかと言えば、楽器・ボーカルの録音とミックスとマスタリングだ。あとドラム音源を打ち込みこと。

基本的にVST音源でノートをぽちぽちする作業があまり好きではない。録音だったら最初から自分が出したい音で録音できるからその先が作りやすいからだ。

しかしボーカルをMIXしたりギターとベースを録音しているとどうしても気になる細かいリズムのズレやピッチのズレの修正、ダイナミクスの平均化をする必要がある。それをササっと修正する機能がElementsには入っていなかったからトラックのオーディオを手動で切って動かしてを繰り返したり、VocalShifterを別ウィンドウで開いて書き出して・・・ということをやっていたが、これがまためんどくさい。毎回やるとこれをやるめんどくささでモチベーションがモリモリ下がってくる。

しかしProにはAudioWarp機能が入っている。タイミング修正ツールだ。録音データをクリックしてエディターから簡単にアクセスできて、引き延ばしたり縮めたりしても違和感が少ない。慣れればサクサク修正できる。

その次の便利機能がVariAudioだ。これもインスペクターにあるのですぐアクセスできる。まだちゃんと使ってはいないがVocalShifterの製品版と同じ雰囲気だ。どれだけ違和感がないのかが気になるが品質は心配不要だろう。Cubaseだからという安心感も強いしわざわざVocalShifterのために録音トラックだけ書き出しして編集してまた読み込ませるのがめんどくさいし何か音が悪くなりそうでストレスになる(俺だけか?)。使いこなせるようになったらボーカルの録音に気負いしなくて済むようになりそうだ。

3つ目がテイクコンピング機能。ギターやベースを宅録するのにみんながやってる切り貼り作業だが、この機能があればズレや違和感を消しつつ良いテイクを組み合わせられる模様。まだ仮録音しかしていないので使う場面がないが、シビアに難しいフレーズが続く時だと1小節単位でテイクコンピングする必要も出てくるだろうからその時に活躍するだろう。変な話、1小節や1フレーズさえギターが弾ければ簡単に1曲通して上手いギターを入れられるという訳だ。その逆である程度通しで弾けるなら不要だとも言える。8小節弾けるならコンピングする必要はほぼ無い。

もちろんこれらはバンドル版のCubase AIとLEにも入っていない。この3つの機能が一番の決め手だったかもしれない。

その他便利機能やグレードアップ箇所

その他にも色々あるが、Proではオーディオミックスダウンで64bit Floatが選択できるようになっている。俺も良く分かってないが32bitや32bit Floatでは音圧が上げられない場面がある気がする。

作った曲の音圧が上がらないと悩んでいても必ずDAW側で解決できるようになるから今後も音圧を上げる勉強が進みそうだ。最後に作った曲もマスタリングソフトを入れたにもかかわらず最終的に思っていたほど音圧が上がらなかった。

あとProではテンポを曲中で変えることができる。リタルダントやアッチェルをしてもグリッドがちゃんと追従してくれるようになった。ポップスだと一貫性が重要だからテンポの揺らぎは必要とされていないがクラシックだとテンポが曲中通して一定だと逆に違和感があるし、ポップスでも最初と最後はリタルダントがあってもいい。もちろんElementsでもグリッドとメトロノームを完全に無視して制作すれば全然できるが。

あとFinaleを使っている人にはおなじみのMusic XML書き出し機能もある。MIDIデータを作ってそれを楽譜ファイルとして書き出すことが出来るようになる感じだ。無料で使えるボーカロイドのAIきりたんはMusic XMLのデータを読み込んで歌うので、楽譜の読み書きが苦手だったり楽譜作成ソフトを使ったことがなくてやる気が出ない人にはAIきりたんを使うキッカケとしてCubaseから出力するということも出来る。

ただNEUTRINO(AIきりたんやAIめろうのこと)を使うならFinaleでもCubaseでもなくMuseScoreが一番確実な動作をする。FInaleも持っているがMuseScoreの方が直感的に歌い方を変化させやすい。もともとMuseScoreを使って歌わせる前提で作られているから。

ここの曲はMuseScoreで歌わせました

まだまだ全然使えていないので1年ほど使ったらまた所感を書きたいと思う。